こんな人にオススメ
・ストレスが溜まってメンタルが不安定
ようこそ不眠の旅へ
思考と自己批判の無限ループ
「今日のあのミスはマズかったなぁ。なんであんな事に気づかなかったんだろう。
明日職場に行きたくないな。みんなと顔を合わせるのが億劫うだし。それに苦手なタスク3つもこなさないといけないんだよなぁ。
またミスしてみんなに迷惑かけてしまうんじゃないか。そういや、この間も公共料金の支払いを忘れていたし。
あ!あの書類の期限はいつまでだったかな。いつも忘れて催促されるんだよな。
こんな事もできないなんて、俺はなんてダメなやつなんだろう…
あぁ!もうかれこれ2時間以上布団に入っているのに、なかなか寝付けない。明日も早いというのに!最近寝れてないのに、どうして布団に入ると眠気がなくなるんだろう。」
仕事のミス、転職の不採用通知、先輩との噛み合わないコミュニケーション、目標に立ちはだかる壁。1つ1つなら乗り越えられても、一度に複数のストレスがかかると辛さが倍増しますよね。
ストレスが溜まり、疲労感が増し、思考力も落ちていく…まさしく負のループ。
このままではダメだ、今日こそは早く寝よう!そう思っていても、そんな日に限ってなかなか寝付けなかったりしますよね。
みなさんは不安に苛まれることがよくありますか?
豆腐メンタルな僕は頻繁に不安に襲われてたりします。実は、この記事を執筆している今もアクシデントに見舞われて、不安に押しつぶされそうになっています。
しかし、そんな心理状態でも、今夜はスムーズに入眠する自信があります。
なぜなら、ある寝具を使っているからです。
今回はメンタルがボコボコな僕でも、あれこれ考え事せずにスムーズに入眠できる方法について紹介していきます。
不安な時に身体で起きていること
1つの不安から、まるで連想ゲームでも始めたかのように、次々と抱えている問題について思いを巡らす。しまいには、遠い過去の失敗なんかも思い出してしまい、自己批判へと発展していく。
心身ともに睡眠が必要なはずなのに、なぜ僕たちの身体はこのような真逆な反応を起こしてしまうのでしょうか?
「睡眠にはリラックスが重要」ってよく聞くし、なんとなくイメージできるけど、なぜリラックスすることが重要なのでしょうか。その答えは自律神経のメカニズムにあります。
僕たちの身体には無数の神経が存在していますよね。その中でも血圧、脈拍、消化吸収、代謝、体温等の生命維持に重要な器官に関わる神経のことを自律神経と言います。
この自律神経は、昼の神経と呼ばれる交感神経と、夜の神経と呼ばれる副交感神経の2種類で構成されています。この2つの神経をバランス調整することで、昼は活発に動き、睡眠で休息するサイクルを作っています。
これをスムーズに回すことで、僕たちの身体を健康的に維持してくれているんです。
・昼の神経。緊張や不安を強めて行動力を高める。
・呼吸:浅くなる
・心拍数:速くなる
・血圧:高くなる
副交感神経
・夜の神経。安心感を高めて休息を促す。
・呼吸:深くなる
・心拍数:遅くなる
・血圧:低くなる
そんな状態でいくら布団に入っていても、寝ることなんて到底出来なさそうですよね。
安心感の鍵は重さにアリ
不安を解消するには、いくつかの心理的アプローチがあります。しかし、メンタルが落ち込んでいる時は、思考力や判断力が低下して、行動も消極的になる傾向があります。
そんな中、何か新しい習慣を取り入れて、不安を解消していくのは少しハードルが高いですよね。
なので、こんな時は手っ取り早くモノに頼りましょう。
なんと、いつもの寝具のある要素を変えるだけで安心感を作り出すことができます。
それは掛け布団の重さです。
その理由はとてもシンプルで、布団が重くなることで適切な圧迫感が生まれ、包まれるような安心感が生まれるからです。
台湾大学病院の研究では、歯科治療の際にウエイトブランケットを使用したグループと使用しないグループを比較すると、ウエイトブランケットを使用したグループの方が心拍数の上昇が少なく、不安感も少ないと報告されています。
歯の治療というと、鈍い痛みと不快で大きな音が織りなす独特ないやーな恐怖感。人によってはかなりのストレスですよね。その大きな恐怖を緩和できるのはなかなかの効果量だと思います。寝る前に感じている不安に対しても高い効果を発揮してくれることが期待できますね!
他の研究でも、ウエイトブランケットを使用することで、睡眠の質の向上や、睡眠時間が増加したなどの報告もあります。
実際に僕も1年程使ってみたのですが、寝付けない日はかなり減りました。他にも夜中の覚醒がなくなったり、睡眠の質が上がったりのメリットも実感しています。
何より、重さが気持ちよくて布団に入ることがより楽しみになったことが一番のメリットかもしれません!笑
個人差はあると思いますが、僕のようなメンタルが弱い人ほど大きなメリットが期待できそうです。
ウエイトブランケットを選ぶポイント
重さ
ウエイトブランケットの重さを選ぶ基準は、体重の10%〜15%あたりを目安にすると良いようです。
ただ、重さの種類が少なく、4kg・7kg・9kgあたりの重量展開が多い印象です。
現在、175cm/60kgの僕は7kgのブランケットを使用していますが、不快な重さを感じたことはなく、むしろ少し重さに物足りなさを感じます。
1年使用してみて、小柄な方は4kg、平均体型の方は7kg、大柄な方や重さが欲しい方は9kg以上のブランケットを選ぶのが良いかなーといった印象です。参考にしてみてください。
材質
表面の材質は、布団に入った時の心地よさに直結しますよね。
保温性も変わるので、使用できる季節にも注意が必要です。
僕はニトリのウエイトブランケットを使っています。カバーが毛布のようなウールライクな材質でできていて、冬場は暖かくて重宝しますが、夏に使うのは厳しかったです。
まとめ
・掛け布団を重くすると不安を軽減できる
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